食品ロス削減ガイドブック
142/196

消費者が小売店で期限の迫った食品を手に取りやすいよう高校生のチームがシールを開発、貼付することによって売上げや食品廃棄量がどう変化するか検証を行いました。[長崎県立壱岐高等学校生徒・大学生チーム]約2週間の検証期間中に2,000枚のシールを消費しました。シールを貼った食品は、1日当たり約150〜200点売れ、貼る前には捨てられていた食品を販売することができ、食品ロス削減の効果を実感することができました。今後は、地域の商工会議所で、シールを実用化する予定です。〔消費者〕〔チームの一員〕〔店舗側〕高校生が取り組んでいるなら、とシールを貼った食品の購入に協力した。賞味期限が迫った食品を買うだけでも食品ロス対策になるなら、今後も積極的に続けたい。シールのおかげで、ポイント還元のタイミングを早くできた事で売りきることができ、結果的に食品ロス削減につながった。今後も改良を重ねてシールの使用を続ける予定。詳細はこちら消費者庁ホームページシールを目安に手に取りやすく店舗側へは、売り切る取組への後押しポイント付与を明示し、消費者にはお得感を、店舗は食品ロス削減に検証を終えての感想期限の迫った商品にシールを貼付して検証事例を見てみようCASE STUDY2

元のページ  ../index.html#142

このブックを見る