食品ロス削減ガイドブック
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実践編04事業者・さまざまな企業でできること2ヶ月2ヶ月3ヶ月POINT製造から4ヶ月を超えたもの製造から3ヶ月を超えたもの商慣習は、消費者の鮮度志向に応えるなどの理由で、賞味期限までの期間がより長い商品を販売するために食品事業者間で設定された自主的なルールで、法律で定められたものではありません。食品ロスの削減のためには、消費者も何をどのように買うか、考えてみることが重要です。(一部値引き販売)消費者が購入した後食べるまでの期間などを考慮し、卸売や小売店とメーカーとの間で、店頭でいつまで販売するか(販売期限)や、そのためにいつまでに納品できるか(納品期限)などの期限が習慣的に決められてきました。このような商慣習については、食品ロス削減の観点から、フードサプライチェーンで見直しが進められています。また、スーパーなどの小売店では、販売期限をなくし、返品や廃棄をすることなく、売りきる工夫をするところもあります。食品ロス発生(返品・破棄)食品ロス発生の削減店頭での販売店頭から撤去・廃棄販売期限については、それぞれの販売者が設定スーパー納品期限販売期限賞味期限賞味期限

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